〜サケの孵化・放流 その3〜
臍嚢も吸収されました。食欲も旺盛で日に日に大きくなっています。水槽を”巣立つ”日ももうすぐです。
少し控え目なパーマークです |
左の写真から約2週間後。パーマークはほとんど消えました。 |
〜そして放流〜
2月29日 渡良瀬側河川敷にて
放流を待つサケの子供。ちょうど30匹。
渡良瀬川の河川敷。多くの人が放流会に参加しました。 |
「大きくなって帰って来いよ〜。」 |
泳ぎ始めたサケの子供 |
魚は流れの中では上流を向いて泳ぐ性質があります。しかし、今日放流したサケの子供達は川に放した途端、皆一斉に下流に向かって泳いでいきました。誰に教わった訳でもなく、自分達が海に下ることを予め知っていたかのように。
放流したサケ稚魚の回帰率は2〜5%程度といわれています。今日放流した内の何匹かは6〜7年後に必ず戻ってくるかと思うと、感慨深い物があります。1匹でも多く帰ってきて欲しいですね。