2003年8月の日記

8/3

引越しを開始しました。「淡水魚倶楽部」のSAKUさん。落ち着いたら転居先をお知らせしますので、もう少しお待ち下さい。一度ガサガサ、ご一緒したいですね。
まずは受け皿である転居先のカスタマイズである。ホームセンターと自宅の往復を繰り返して色々と買い揃えるのはなかなか一苦労だ。
今回、カーペットをブロックタイプのものにした。最初は託児所の床みたいで何だかなあ、と思っていたのだが敷き詰める作業をするとこれがなかなか面白い。何かクロス職人になったような気分だなあ・・・。

今週の引越し記録
・転居先掃除
・ブロックカーペット購入、敷設
・照明×2 購入
・カーテン購入
・養生用マット購入
・クロス、フローリング保護用具(ダンパネ+防水パン)購入
・水槽一式移設 など

 

8/6

現在来日しているレアル・マドリッドとJリーグのFC東京とのサッカーの親善試合をTVで見た。レアルはリーガ・エスパニョーラ欧州CLの覇者であり、「エル・ブランコ(白い巨人)」といわれる世界最強のクラブチームだ。FC東京戦では最初雨の中調子が出なかったが、ベッカムが先制ゴールを決めてからはほとんど大人と子供、終わってみれば3-0の圧勝だった。
もっとも今回の親善試合はレアルのアジア経営戦略の一環であり、いわば地方巡業である。FC東京に課せられた役目は噛ませ犬としてスター軍団にケガをさせないように引き立てるといったものに違いない。

レアルはここ数年、豊富な資金力にまかせて各国のスター選手を集めている。生抜きを放出してロベカルベッカムロナウドなどの超一流を買い漁っており、白い巨人ならぬ「白いジャイアンツ(笑)」などと揶揄されている。
ドリームチームというような生易しいものではなく、宇宙的サッカーなどといった人がいるそうだが、本来地域に根ざしたものである筈のクラブチーム経営を根底から覆すレアルの露骨なまでのグローバル戦略にはやはり白けてしまう感は否めない。

 

8/9

会社で私が今度使うことになった装置のインストラクションを受けた。あの田中耕一さんも使った「質量分析計」である。この装置、元来は化学物質の分子の大きさを測ることを目的としていたのだが、検出感度が高いので最近はもっぱら微量成分の定量に用いられている。
この質量分析計もそうだが、最近の装置はほとんどがWindowsパソコンで制御を行っている。こうした装置の欠点は本体のイノベーションと比較して、PCのupdateの速度が早過ぎることにある。本体はまだ使えるのにPC側のサポートが切れてしまい、PCが壊れたときにシステム全体としてダメになってしまうということだ。私が使っている別の装置はPCが故障した時に、メーカーのサポートがとうに切れてしまっていたために結局ジャンク市場から保証無しの代替品を探し出してきた。冗談みたいな話しだが、その時はヤフオクまで調べた。
こういった分析機器は今後updateが容易なリースがメインになっていくだろう。また、こうしたユーザーの声を反映して制御部と稼動部が一体化した、一見時代と逆行した装置やOSがLinuxである装置もぼちぼち出てきている。
何が悪いかって、・・・やはりマイクロソフトが一番悪い(笑)!!。

 

8/12

最近の携帯電話は凄い。あのサイズでメガピクセルのデジカメデジタルビデオを搭載しているのだから、IT技術の進歩は留まるところを知らない。
ところで、こうしたハイスペック携帯が登場することで新たな問題が起こってきた。
カメラ付の携帯端末が型落ちして値下がりしたところで新規契約し即解約白ロムをデジカメとして使用するユーザーが出てきたことだ。こうした方法は元々規定期間に達しない際の機種変更の裏ワザとして知られていたが、これを使うと高機能のデジカメが合法的に安く手に入るため、メディアを媒体としたカメラ付き機種が登場して一気に増加すると見られている。
1円携帯(さすがに最近は見かけなくなったが)に象徴されるように、端末は基本的に赤字販売である。ドコモなどキャリア(通信業者)が販売店にインセンティブを支払うことでこの差額を埋めている。ハードを赤字で売り、ソフトで儲けるゲーム業界と似た収益方式だ。

これを逆手に取ったユーザーのしたたかさには私もなるほど、と感心したが、キャリアにとっては通信料で回収するはずの利益がそっくりなくなってしまうのだからたまったものではない。白ロムではカメラを使えなくするという技術も可能らしく、ドコモなどはしばらく静観の構えだそうだが・・・。うーーん。制限がかかる前に505iでも買ってくるかな(笑)。

 

8/15

ネット上の掲示板「2ちゃんねる」で立ったスレ、「思い出に残る食事」が単行本になった。投稿者各自の「食事・食べ物」にまつわるエピソードを書き綴ったもので、笑える話あり、泣ける話あり、懐かしさとほろ苦さを感じる良スレだ。
誹謗中傷、名誉毀損の温床であり、犯罪者まで生み出した悪名高いこの掲示板の中にあって奇跡のスレッドとまで言われた思い出に残る食事・・・、私は仕事がきつくて精神的に辛い時期にこのスレッドに出会い、すでにログに収載されていたHTMLファイルを朝までかかって読み耽った記憶がある。癒された、というよりはある意味人生観を変えられたといっても良いだろう。そういった意味でも思い出深いものだ。2ちゃんねるのサーバー上には過去ログさえ残っていないが、共感したネットユーザーによって
Web上で保存されているので、興味ある人は見てみるといいだろう。

そう言えば今日は終戦記念日。2ちゃんねる上の呼びかけで折り鶴60万羽を広島の平和公園に届けようという話があるそうだ。先日の放火により焼失した14万羽をはるかに上回る。偽善や売名行為といった批判の声もあり、今でもBBS上で激論が交わされているという。これが真に平和を願ってのことなのか、ただの偽善かは私には分からない。しかし、多くの2ちゃんねらーはこう言っている。「ぐだぐだ言うより、とりあえず折れ!」

 

8/20

「財前教授の総回診が始まります・・・」

10月から山崎豊子原作「白い巨塔」がリメイク放映される。大学病院を舞台に権力闘争の構図とそれにかかわる人間模様を描いた問題作だ。野心家であり、出世欲に燃える主人公の医師、財前五郎に唐沢寿明、ライバルの里見教授に江口洋介が扮する。
前作放映時、たまに両親と見ることがあったが、当時小学生の私には内容が難しすぎてよく分からなかった。ただ、親と一緒に見ているときに濃厚なベッドシーンが展開されてえらく気まずかったこと、最終回直前に主役の田宮二郎が自殺して衝撃を受けたことは今でも鮮明に覚えている。
このドラマはその後幾度となく再放送され、それを見るうちに私もドラマの本質と完成度の高さを理解できる年齢となった。はっきり言って面白い。秀作だ。
そして今年、当時の放映局であったフジで25年ぶりにリメイクされる。脇を固める俳優も気になる。大地喜和子中村玉緒のやった役は今度は誰がやるのだろう・・・。バラエティでダイエー王監督をこき下ろして球団フロントの逆鱗に触れたフジテレビだが、名誉挽回のためにもいいドラマを期待したい。お金があったら田宮版のDVDボックスを揃えたいな・・・。

 

8/24

ISPのサンフィールドインターネットから、お知らせが来た。
WWWサーバーのディスクレンタル容量が増設されるとのこと。従来の5MBから大幅に増えて20MBとなるそうだ。
これはありがたい。このサイトを知っている友人によく言われるのが、「このサイトは字が多い(笑)」。何せ5MBの容量、写真をデジカメで撮ってそのまま載せようものなら10枚もUPできない。HPに載せる写真は厳選に厳選を重ね、何度もリサイズしながら画質と容量のバランスをとって、何とかUPしている状況である。それでもこのままいくといずれはオーバーフローするため、ISPを代えるか、無料HPスペースを探そうかと思っていた。20MBならちょっとした動画も置ける。大手のISPでも20MBまでHPスペースを提供しているところは、そうはないだろう。

サンフィールドはニフティの二次プロバイダーで桐生に本部を置くISPだ。地方プロバイダーながら、サービスがなかなか充実している。これでCGIが充実すれば、というところだがHPサーバーの増量だけで十分満足だ。
とりあえず手をつけたいのが本サイトの看板コーナー(?)「水辺の風景」。大層なタイトルの割には今のところ写真も小さくて少なくてしょぼいが、徐々に入れ替えようと考えている。
乞うご期待。しかし、更新する時間が少ないのが目下の問題、かな・・・。

 

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