2003年6月の日記

6/10

いやあ。しかし強いね。今年のタイガース。。6月10日現在で貯金が21!!
去年の日記でも同じようなことを書いたのだが、その直後から失速して結局Bクラスに終わった(それでも最下位でなかっただけ100倍マシかもしれない)。
今年の特徴はやはり充実した先発投手陣切れ目ない打線だろう。投手では伊良部や下、打線では広島から金本を獲得し、それぞれ縦横無尽の活躍ぶりだ。さすが星野仙一、補強にかけては右に出るものはいない。井川桧山浜中八木といった生え抜きもすこぶる調子がいい。ケガ人も少ない今年はひょっとして、本当にひょっとするかも知れない。。
とはいえ、阪神ファンの悲しい性、オールスターが終わるまではまだまだ安心でけへん、ロードもまだ残っとる。戦力の整いはじめた巨人も気がかりや。選手の疲れの最初のピークがやってくるこの季節を何とか頑張って乗り切って欲しい。

・・・あの85年の熱狂を再び!あの時は未成年だったけど、今年は美酒も味わえるもんね。リフレッシュ休暇は甲子園だ!!秋まで勝ってればの話だけど(笑)。

唯一気がかりなのは・・・。今年もこうやって日記に書いてしまったので、また失速するかも(爆)。

 

6/12

本サイトがアクアリウム雑誌「楽しい熱帯魚」(白夜書房)に紹介された。
以前、編集の方から掲載依頼のメールを頂いて「ホントに?」と半信半疑だったのだが、今日本屋で立ち読みしたら確かに載っていた。。
恥ずかしながら川魚専門の私は、くだんの雑誌の存在を知らなかったのだが、熱帯魚関連の雑誌では御三家の一つに数えられ15万部を売り上げている月刊誌だと知ってびっくりしてしまった。

それにしてもdmoz登録の時といい、こんな拙いサイトを評価してくれる人がいるんだねえ。本当に有難いことですm(__)m。

 

6/14

松井が在籍するNYヤンキースの投手、「ロケット」ことロジャー・クレメンスが300勝、4000奪三振を達成した。松井はこの試合、6号ホームランを打って花を添えた。
このクレメンスという投手、闘志をむき出しにして投げる姿が、ガムをくちゃくちゃ噛んでふざけて投げている(ように見える)他のアメリカ人のピッチャーとは一味違う。
一昨年のプレーオフ、イチローがいるマリナ‐ズと対戦した時、彼のピッチングを私は旅行で四国に向かう船の中で見た。当然マリナ‐ズを応援していた私だが、最強といわれたマリナ‐ズ打線の前に仁王立ちして次々と三振をとる姿はとても格好良く、そして美しかった。40歳という年齢にも関わらず、衰えを感じさせないその投球も凄いが、残念ながら今年一年限りで引退を示唆しているそうだ。まだまだ彼の気力溢れる投球を見てみたい。

 

6/17

滋賀県で送電線にブラックバスが引っ掛かって停電が起こるという、冗談みたいな事故があった。琵琶湖の湖岸に打ち捨てられていた魚を鳥が咥えて高圧線の上で落っことしたらしい。琵琶湖では外来魚の再放流禁止条例が施行されたばかりで、釣った魚をその場で捨てて帰る釣り人が増加しているという。
そういった背景が直接の原因かどうかは不明だが、この事故には単に笑いだけで済まされない部分がある。

そもそもの問題は、元々棲んでいない魚を放流した行為自体である。それがバス、ブルーギルをはじめとする外来魚が跋扈する原因となっている。外来魚だけではない。国産淡水魚の地域間放流さえ、遺伝的多様性を破壊、ひいては生態系に影響するといわれている。「安易な放流」という行為がいかに大きな代償を払っているか、認識の甘さのツケが、上のような事故となってまわってきている。
悪いのは違法放流したアングラーや商業主義に走る業者達であり、魚には何の罪もない。電線にぶら下がったバスもまた、哀れな犠牲者なのかも知れない。

 

 

6/20

会社の同僚2人と市内の海鮮炉ばた焼き屋に行ってきた。ここ関東では個人経営の炉ばた焼きの店は意外と少ない。この店は私が5年ほど前から贔屓にしてきたのだが、ある事情でこれまでなかなか会社の人と来れなかった。今後は会社でも使えるようになると思うが、飲む場所に制約があるとなかなか面倒だ。
この店の魅力は料理の素材の良さ(私は味音痴だが、一緒に飲んだ富山出身の同僚が言っていたので間違いないだろう)、日本酒のラインナップと色々あるのだが、何と言っても魚屋出身のマスターの人柄がいい。酒も2倍、3倍のプレミアが着くような希少酒を、冷蔵庫の電気代を上乗せしている程度の値段で売ってくれる。
なかば趣味で仕事をしているようなところもあり、定休日でもお客が来たら店を開けてしまうことが結構あるという。
ただ、最近はあまり繁盛してないようだ。立地条件が良くないこともあるが、不況の影響が大きい。また、海のない群馬県では、個人経営の店が安い仕入れ先を確保するのは難しく、良い素材を使おうとするとどうしてもコストがかかってしまうのも一因だろう(それでも素材の良さに比べれば随分安いんだけれどね)。

「でも、俺はこの仕事が好きなんだよ。だから儲からなくてもやっちゃうし、少しでもいい材料、いい酒をお客さんに出してあげたいからね」

正直、素材がそこそこ良くて、ここより安い大型チェーン店は同じ市内にもある。当然週末は大繁盛だ。
でも、最高の酒、最高の素材を力の及ぶ限り出したいと頑張っているマスターの侠気にほれて通っているのが実のところだったりする。

 

 

6/22

栃木県足利市郊外名草(なぐさ)に行ってきた。いかにも日本の田舎という雰囲気が漂い、夏は蛍が飛び冬は雪に閉ざされる。そんな名草の山の中に養魚場飛来亭がある。
去年の夏、ふらっと名草に来て山道を歩いていたのだが、鬱蒼と茂る杉林の中に突然開けたこの場所を発見した。今日始めて飛来亭を訪れたのだが、所謂養殖場ではなく、初老の夫婦が趣味と実益を兼ねて岩魚や山女を飼っている観光スポット(?)だった。決して広くはないが魚釣りもできるし、釣った魚を焼いてもくれる。ビール
やちょっとした料理も食べれるし、別に何も買わずに昼寝をしててもいい。雰囲気的には普通の養魚場でも観光マス釣り場でもなく、ホームパーティと言った感じで何とものんびりした不思議な空間だ。
そこの夫婦と少し話をしてみた。元々は関西の人で館林にも住んでいたという。定年が近づき、若い頃やりたかった水産関係の仕事を足利市とタイアップする形で実現させたそうだ。私が同じ関西出身で館林在住ということもあって興味を持ってくれた。

「若い頃は色々経験した方がええで。ワシもサラリーマンやっとって大阪・京都・山形・・・色々まわったどな、最後にやっと此処でやりたいことができるようになったんや」

またここを訪れてみたいと思う・・・。

 

 

6/26

最近、昼休みに会社の周りをジョギングしている。最初は億劫だったが、不思議なもので習慣づいてしまうと、走らないと何か落ち着かない。梅雨時になると雨でなかなか走れないので何となくストレスがたまるような気がする。
実は2年ほど前にも昼休みに走っていたことがあった。その時は秋に渡良瀬遊水地のフルマラソンの大会にも出た。

マラソンで必要なのは心肺機能よりも脚力である。それは筋トレや10 kmを何回走ってもつくものではなく、30 km、40 kmを1回で通して走らなければ備わらない。継続は力というがフルマラソンに関しては継続と経験(その距離を走ったことがあるという)が必要である。20 kmしか走ったことがなければ、21kmで必ずガタが来る。それをイヤと言うほど思い知らされたのが前回の大会であった。ちなみに2年前は大会の翌日、起き上がれなくて(マジで)会社を休んでしまった。。

今年も11月に大会があるのだが、あと4ヶ月しかない。42.195kmを完走する脚力をつけるにはちょっと時間が足りないかな・・。まあ、当面は健康維持が目的かも(笑)。

 

 

6/30

競馬の宝塚記念で、恐ろしい額の配当金が出たそうだ。単勝16倍、6番人気のヒシミラクル1200万円をつぎ込み、見事2億円を得たこの男性は、安田記念の勝ちをそのままつぎ込んだとも噂されている。勿論、この額は賞金よりもはるかに大きい。
もっとも、競馬の配当金は一時所得と見なされるので、税金で半分くらいは持っていかれるそうなのだが・・・。しかしこの不況の中、景気のいい話だ。博才のない私にはサマージャンボで夢を馳せるのが関の山かな?

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