サケの育て方

(1)入れ物

金魚鉢や水槽が、一番適しています。入れ物は小さいとよくありませんが、大きすぎるのは構いません。卵を持ちかえったら出来るだけ早く、このような入れ物に移し替えてください。

(2)光

卵のとき、卵から孵ったとき、どちらも光は嫌いです。電気の光、太陽光線が直接当たるのは、よくありません。そこで入れ物の周りを黒い紙、アルミホイルなどで、光が当たらないように工夫して下さい。

(3)温度

最も良いといわれている温度は8〜12℃です。温度計ではからなくても、水に手を入れ、冷たいと思えば良いわけです。例えば日の当たらない廊下や玄関など。水温が20℃を超えると死んでしまいます。

(4)水

水道の水をそのまま使うのは避けてください。水道の水を使用する時は、半日以上のくみおきが必要です。水道の水をすぐ使う時は、「ハイポ」という薬を入れ、攪拌してからならば使うことができます。この薬は市販されています。水の取り替えについては次のようにして下さい。

@卵のうちはほとんど取り替えなくて良いです。汚れていると思ったら3分の1ほど取り替えてください。

A孵化したら、3日間ぐらい毎日、そっと3分の1くらい取り替えてください。

Bその後は濁ってきたら半分くらいそっと取りかえることです。

C水の取り替えで大切なことは、入っている水と取りかえる水の温度差をなるべく少なくすることです。

(5)餌

サケの稚魚が餌を食べ始めるのは親からもらったお弁当(臍嚢という袋)が無くなってからです。食べるようになっても必要以上に餌をやると水が濁り良くありません。

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